山形県
47番 千代寿虎屋(ちよことぶきとらや)
地元の恵みでの酒造り、真面目で明るい千代寿の酒
当社の創業は1696年(元禄9年)、現在の山形市において初代大沼惣左エ門によると伝えられている。幕末には家運が衰微したが、八代目大沼保吉の代になると寿の名声が高まり、当時では驚異的な4,500石の造石をなした。山形に二工場を設け寒河江では元禄末期創業の石山蔵を引き継ぎ、増改築を成し寒河江工場として操業させた。この寒河江の蔵が大正に入り分家独立し、現在の「千代寿虎屋株式会社」となった。創業以来、地域密着の酒造りを基本とし、磯部理念に掲げられる4条件“安全で安心して食べられること”“ごまかしのないこと”“味のよいこと”“品質に応じた買いやすい価格”を商品開発の理念として手間暇をかけた手作りの地酒を醸している。
現在は全量山形県産米を使用して地酒の本質を考えた日本酒造りに取り組んでいる。特に使用する米にはこだわりを持ち、高級酒を作るのに必要な酒造好適米については大江酒米研究会、豊国耕作者の会の2つの酒米生産グループと一緒になって米作りからの酒造りを実践し今日に至っている。明治から大正にかけて、寒河江地方が醸造地になった一つの背景として、寒河江川周辺に最も多く植えられた米は酒、藁を草履に使った好適米「豊国」の存在があった。1990年復古米「豊国」の種籾を入手し育成。米作りから関わりあいをもち、日本酒の原料である米を選び抜き最良の 米から酒造りを行なっている。現在“千代寿”を醸す酒米はすべて 山形県産米を使用し山形の地酒であることに誇りを持ち製造を行なっている。また日本酒製造とともに醸造発酵技術と地場産原料を使用した焼酎やリキュールなどを製造、関連会社には県産果実を使用する月山トラヤワイナリーを運営、ワインも好評を得、幅広い商品を紹介している。
- 所在地
- 山形県寒河江市南町2-1-16
地図で確認する
- 交通機関
- JR左沢線寒河江駅から徒歩で5分
- 電話番号
- 0237-86-6133
- FAX番号
- 0237-86-9644
- ホームページ
- http://www.chiyokotobuki.com
- 酒蔵見学
- 通年 9:00~16:00
- 試飲
- 無料
(3種類程度)
- 店頭販売
- 全種類
- 新酒発売予定
- 12月中旬頃
- 推薦銘柄
- 純米大吟醸 虎乃子 / 純米吟醸 虎屋
/ 特別純米酒 出羽の里 千代寿
- 日本酒以外の限定品
- 果実酒、焼酎、リキュール
- 駐車場
- 有/10台
- トイレ
- 共用
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