岩手県
88番 岩手銘醸(いわてめいじょう)
2つの酒蔵見学を楽しむ
大正初期から続いた蔵元2社が合併し、昭和30年に胆沢郡前沢町に岩手銘醸株式会社として誕生以来、岩手誉を代表酒に、大桜・陸奥の友のほか数々の銘酒を育てるとともに、米づくりにおいては、平成5年から地元で大正初期から続いた蔵元2社が合併し、昭和30年に胆沢郡前沢町に岩手銘醸株式会社として誕生以来、岩手誉を代表酒に、大桜・陸奥の友のほか数々の銘酒を育てている。米づくりにおいては、平成5年から地元での契約栽培に取り組み、金ヶ崎町では、幻の酒米と言われる「亀の尾」を作付け、日本酒の他に「亀の尾」100%の焼酎など、こだわりの酒作りに力を注いでいる。
新しい試みとして開発した、超甘口の低アルコール酒の、どぶろく風味「とらまづ」は、地元で大好評を博している。
主な酒づくりは本社工場で行われているが、蔵見学としては、本社工場から車で30分ほど離れた一関市にある支店、玉の春工場も興味深い。というのは、こちらは「千厩酒のくら交流施設(http://senmaya-kankou.com/?page_id=245)」(10:00~16:00.月曜定休)として、明治末期から大正中期に建造された、3000坪の広大な敷地内にある酒蔵が見学できる、生きた民俗博物館だからだ。
造り蔵をはじめ、当主の住まいなど、平成15年には国登録有形無形文化財に指定されている。
作業ごとに分かれた蔵のあちこちに残された、酒造りの古い道具の数々。何かと言えば、地域住民が集ったであろう酒蔵当主屋敷の堂々たる佇まいなど、酒蔵を中心に地域社会が密接に結ばれていたことがよくわかる。今でも火を入れれば使えるという、母屋の広い囲炉裏場からは、酒を酌み交わす人たちの楽し気な笑い声が聞こえてくるようだった。
造り蔵をはじめ、当主の住まいなど、平成15年には国登録有形無形文化財に指定されている。
作業ごとに分かれた蔵のあちこちに残された、酒造りの古い道具の数々。何かと言えば、地域住民が集ったであろう酒蔵当主屋敷の堂々たる佇まいなど、酒蔵を中心に地域社会が密接に結ばれていたことがよくわかる。今でも火を入れれば使えるという、母屋の広い囲炉裏場からは、酒を酌み交わす人たちの楽し気な笑い声が聞こえてくるようだった。
- 所在地
- 岩手県奥州市前沢区字新町13
地図で確認する
- 交通機関
- JR東北本線前沢駅から徒歩で10分
- 電話番号
- 0197-56-3131
- FAX番号
- 0197-56-3142
- 酒蔵見学
- 事前要予約
- 試飲
- 無料 2~3種類
- 店頭販売
- 本社では、岩手誉、仙台紅屋長九郎。
支社では玉の春を含めたほぼ全種類
- 新酒発売予定
- 11月10日頃
- 推薦銘柄
- 酒蔵のとらまづ(11月~3月の限定酒)
亀の尾 純米吟醸
岩手誉 平泉 純米原酒
- 蔵限定商品
- 仙台紅屋長九郎 大吟醸生原酒
- 日本酒以外の限定品
- 焼酎
- 駐車場
- 有/小型:5台 大型:1台
- トイレ
- 男女別
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