岩手県
59番 泉金酒造(せんきんしゅぞう)
里山の自然に抱かれ、地底湖の恵みが醸す清らかな酒
世界有数の水の透明度で知られている龍泉洞(地底湖のある鍾乳洞)が、町のシンボルとなっている岩手県下閉伊郡岩泉町(いわいずみちょう)。盛岡から太平洋沿岸部に向かって、岩手県東部に位置するこの町に、1854年(安政元年)から続く、唯一の酒蔵がある。水の恵みに育まれてきたこの町は、里山の自然にも恵まれ、松茸の産地としても全国にその名を知られている。「うちの本醸造を熱燗にして、焼いた松茸を入れて飲んでみてください。秋のバーベキューに最高ですよ。」と教えてくれた、5代目八重樫義一郎当主の奥様の由吏さん。こんな豪快な楽しみ方を伝授してもらえるのも、産地ならではのこと。日本で唯一の、岩泉町産松茸を漬け込んだ<岩泉松茸酒 森の宝>が盃に注がれると、鼻の奥にツンと、森の魅惑的な香りが広がった。
「この土地ならではの、地底湖の水で醸した酒を、その水を擁する洞窟で熟成させたらどんな味の酒になるのだろうか。そんなロマンから始めたプロジェクトです。」
八重樫儀一郎さんは、この秋はじめて、龍泉洞内のセラーでひと夏熟成させた<八重桜 龍泉洞貯蔵酒 秋あがり純米吟醸>を発売した。町民待望の限定1400本のこの日本酒が、暗い洞窟のセラーで眠っている様子を見た時は、日本酒は、自然に醸される酒、生きている酒、であるということをあらためて実感した。9月16日の解禁日にその静かなる眠りから覚めたその日本酒は、Webにて限定100本が販売されている。早々一本を取り寄せ、グラスに注いだときの、控えめながら繊細で含みのある香りと、ふっくらとしたまろやかな味わいは、忘れ難い。
八重樫儀一郎さんは、この秋はじめて、龍泉洞内のセラーでひと夏熟成させた<八重桜 龍泉洞貯蔵酒 秋あがり純米吟醸>を発売した。町民待望の限定1400本のこの日本酒が、暗い洞窟のセラーで眠っている様子を見た時は、日本酒は、自然に醸される酒、生きている酒、であるということをあらためて実感した。9月16日の解禁日にその静かなる眠りから覚めたその日本酒は、Webにて限定100本が販売されている。早々一本を取り寄せ、グラスに注いだときの、控えめながら繊細で含みのある香りと、ふっくらとしたまろやかな味わいは、忘れ難い。
- 所在地
- 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字太田30
地図で確認する
- 交通機関
- 三陸鉄道小本駅から岩手県交通龍泉洞行「岩泉上町バス停」下車徒歩3分
- 電話番号
- 0194-22-3211
- FAX番号
- 0194-22-3210
- 酒蔵見学
- *予約時間に応じて
- 試飲
- 無料
(3種類まで)
- 店頭販売
- 全て
- 新酒発売予定
- 12月20日頃
- 推薦銘柄
- 龍泉八重桜 大吟醸 / 龍泉八重桜 純米大吟醸
/ 岩泉松茸酒 森の宝
- 蔵限定商品
- 龍泉八重桜 秋あがり 純米吟醸(洞窟貯蔵)
- 日本酒以外の限定品
- 酒粕
清酒(自社製品)
前掛け、てぬぐい、猪口
- 駐車場
- 有/10台
- トイレ
- 共用
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