東北酒蔵街道美酒探究団
東北酒蔵街道美酒探究団は、「東北酒蔵街道」の酒蔵を実際に1蔵1蔵伺い、酒蔵の埋もれた魅力を発掘しています。
日本酒についての情報はもちろん、お酒に合う食などの情報も合わせて収集し、それぞれの酒蔵が持つこだわりもご紹介します。
日本酒文化だけでなく、和食文化を紹介し、その土地ならではの「おもてなし」を通じた観光振興を図り、日本酒マーケットの拡大の一助になればと考えています。
日本全国各地の郷土の味として楽しめる日本酒は、その多様性が何よりもの魅力です。各地域それぞれの風土に根ざした味わいは、私たち日本人それぞれがもっている故郷の心象風景と重なり、初めて飲んだお酒に懐かしさを感じたり、飲み慣れたはずのお酒に、新鮮な味わいを発見したりします。日本酒はいつも、飲み手と共に、“生きて”います。旅にでて出会い、出会うために旅に出る、そんな楽しみ方ができる、日本を代表するスローフードとしての日本酒の魅力を、その地域の食文化をはじめとする観光資源と共に、今後も国内外で大いに発信していきたいと思います。
慶應義塾大学法学部卒。パリでダイニングデザインを学ぶため渡仏後、1992年に原宿で新しい食スタイルを提案する(株)彩食絢美を設立。リアル・リッチな暮らしを提案するクリエイターとして、食空間のコーディネートや飲食店のコンサルティングをはじめ、日本酒とスイーツやイタリアンとのペアリング(食べ合わせ方)提案など、ライフスタイルとして楽しむ、新しいかたちのダイニングデザインを行っている。全国各地の地域資源を使った地域の活性化、ならびにヨーロッパを中心とした海外への日本酒文化発信プロジェクトを多数手がけている。食文化研究家/日本酒スタイリスト(日本酒造組合中央会認証)/日本醸造協会理事/国税審議会委員
JALのキャビンアテンダントとして勤務していた1992年にソムリエの資格を取得。ワインを通じて知り合った多くの人たちと国や人種を超えて「ワインの素晴らしさ」について共感し、それを共有する経験をしてきました。京都の蔵で、搾りたての大吟醸を飲んだ時「この利き猪口には日本が詰まっている、日本酒は日本そのものだ。」と感じ、それは同じ醸造酒として日本酒の価値に気がついた瞬間でした。
日本酒にもワインと同じような大きな可能性がある。ワインで経験したその素晴らしい共感の輪を、日本そのものである日本酒を通じて、世界に伝え、広げていくことを目的に活動を展開しています。
1983年、日本航空入社、国際線担当客室乗務の傍ら1992年ソムリエ、
1997年シニアソムリエ資格取得。2010年希望退職。
2011年、日本酒文化振興から地方創生を目指す株式会社コーポ・サチを設立。
若手の蔵元の全国組織「日本酒造青年協議会」の酒サムライ活動に参画し、世界最大規模のワインコンペティション(IWC)に日本酒部門創設。現在、酒サムライコーディネーター(日本酒造青年協議会)、IWC(インターナショナルワインチャレンジ)アンバサダー、観光庁 酒蔵ツーリズム推進協議会メンバー、総務省 地域力創造アドバイザー、外務省 在外公館長赴任前研修日本酒講座コーディネーター、農水省・経済産業省 2015年ミラノ万博サポーター、一般社団法人 和食文化国民会議 連絡会議役員、株式会社阪急阪神百貨店 アドバイザー、SCS Trading Co., Ltd.(タイの飲食店向け卸売・売り酒店)顧問、一般社団法人 ミス日本酒 顧問。*全国版経済紙、フジサンケイビジネスアイ金曜版に「Sakeから観光立国」連載中。