青森県
78番 竹浪酒造店(たけなみしゅぞうてん)
「折れない酒、岩木正宗」と胸を張る青森最古の蔵、竹浪酒造
江戸初期・正保年間(1644~1647)に越前敦賀国から十三湊に至り、岩木川を遡って『板屋野木村』(現板柳町)で造酒を開くと『津軽古今偉業記』に伝えられている、津軽最古の酒蔵。当時の板屋野木は、藩都・弘前の川港としてたいへん栄え、酒造に必要な米・水・人に恵まれていたという。 以来当蔵では、実り豊かな津軽平野越しに見上げる岩木山の名を冠し、岩木山の伏流水を汲み、津軽平野の米を主原料として、米洗いから麹造り、醪、上槽まで、一貫した手仕事で酒造りを続けている。「岩木正宗」の銘柄は津軽富士「岩木山」の伏流水で酒を仕込んだことに因んでいる。
現社長で16代目。杜氏は17代目の竹浪令晃氏が引き継ぎ、現在は純米酒を中心に酒造りを営んでいる。文禄2年(1593年)津軽為信が豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、海上安全国土繁祥の祈願所として建立された海童神社のお神酒も造る蔵。りんごの豊作と作業の安全を祈願する地元の祭り、りんご灯祭り(8月8,9,10日頃)でも飲まれている。ほぼ地元流通でネット販売もしていない。竹浪令晃氏曰く、「折れない強い酒、特にとびっきり旨い“燗酒”を造っていきたい。がっちり寝かせて、旨味とふくらみを求め、完全醗酵させて米の持っている良さを全て出しきりたい。燗冷ましもうまい辛口の酒です。」
- 所在地
- 青森県北津軽郡板柳町大字板柳字土井113
地図で確認する
- 交通機関
- JR五能線板柳駅から徒歩8分(バス停から3分)
- 電話番号
- 0172-73-2161
- FAX番号
- 0172-73-2628
- 酒蔵見学
- 通年 9:00~16:00
事前に参加人数を連絡
- 試飲
- 無料
※参加人数10名以上の場合
- 店頭販売
- 有
- 新酒発売予定
- 4~5月中頃
(商品によって異なる)
- 推薦銘柄
- 純米吟醸酒 / 特別純米酒 / 純米大吟醸酒
- 日本酒以外の限定品
- 平成27年頃までには日本酒グッズを予定
- 駐車場
- 有/3台
- トイレ
- 男女別
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