東北夢の桜街道

雪国の春告げ花にちなんだ銘柄「まんさくの花」、 その味わいは馥郁としてまろやか

元禄2年（1689年）創業。蔵名の「日の丸」は秋田藩主佐竹公の紋所「ご本骨の扇に日の丸」にちなみ命名されたと伝えられ、「日の丸」とつく日本で唯一無二の酒名。主力ブランド「まんさくの花」は雪が残る春に「先んず咲く花」として春の到来を告げてくれる花の名前。日本有数の豪雪地帯である秋田県南の横手盆地の東南に位置し、山紫水明、古来より良質米を産する穀倉地帯にある。一年の大半が雪のカーテンに覆われる清冽な自然環境下、奥羽山脈栗駒山系の伏流井戸水を仕込み水に蔵人栽培の地元酒造好適米を自家精米し、手造りの手抜きのない酒造りでコクとキレのバランスとれた酒質を追求。さらに搾りたてをタンクではなく、一本づつ瓶に貯蔵し入念に熟成させることで、ふくよかで気品ある味わいを実現している。