秋田県
62番 両関酒造(りょうぜきしゅぞう)
美味と美観の「うまい酒、両関」
明治7年(1874年)七代伊藤仁右衛門により創業。東北の灘と言われた湯沢市を象徴する酒造建築の蔵を現役で稼働させており、母屋を始めこれら4つの蔵は秋田県で最初に国の登録有形文化財に指定され、見学も可能。
湯沢市は県内でも有数の豪雪地帯で、良質な水にも恵まれ、秋田県内の酒造好適米の約80%が湯沢市で作られている。こうした厳しい気候と恵まれた環境の中、低温長期醸造法を独自で生み出し、全国清酒品評会では秋田県で初めて優等賞を獲得。これは雪国の寒い気候を利用した酒造りで、この技術を各蔵元へ公開し、東北の酒造りの向上に貢献してきた。両関は創業当初から自社内で杜氏を育てる方針を貫いている。「人の和によって生まれ、人の和を醸す」「品質第一主義」というポリシーを堅持しながら、伝統の良いところを守りながらも新しい取り組みを行い、美味しい酒造りに日々精進している。
東西にまたがり君臨するようにと「両関」と名付けられた両関酒造の歴史ある建物外観は湯沢市民の原風景という。見上げるような木製の大きく優美な屋根、通りを見下ろすように「両関本舗」の看板がかかっている。蔵見学の際に試飲も出来る売店が蔵の中にあり、その前に明治時代に組織された両関消防隊が実際に使った当時の消防自動車も展示され、タイムスリップしたような心地になる。売店でしか買えない「蔵見学記念酒」も蔵見学の楽しみを増してくれる。
- 所在地
- 秋田県湯沢市前森4ー3ー18
地図で確認する
- 交通機関
- JR奥羽本線湯沢駅から徒歩で20分
- 電話番号
- 0183-73-3143
- FAX番号
- 0183-72-2515
- ホームページ
- http://www.ryozeki.co.jp/
- 酒蔵見学
- 9:00~11:00、13:30~15:30
- 試飲
- 無料
(約5種類)
- 店頭販売
- 主要商品全て
- 新酒発売予定
- 12月頃
- 推薦銘柄
- 純米大吟醸 雪月花 / 特別純米酒 雪月花
/ 両関純米酒
- 蔵限定商品
- 蔵元でしか買えないお酒
蔵見学記念酒
- 日本酒以外の限定品
- 酒粕(時期による)
五年蔵(粕取り焼酎)
お猪口、グラス等(時期により異なる)
- 駐車場
- 有/30台
- トイレ
- 男女別
↑ページの先頭へ