東北夢の桜街道

約750年前、1262（弘長2）年に始まったといわれる伝統行事。上町と下町のふたつの集落が徳川（上町）、豊臣（下町）方にわかれ、1年交代で綴子神社に大太鼓を奉納し、虫追いや雨乞い、五穀豊穣を祈願する。4里4方（1里約4km）に鳴り響くという大太鼓の音と共に、氏子の老若男女が神社の杜を目指して練り歩く出陣行列や、境内で獅子踊りや奴舞いが披露され、北秋田地方の夏を代表する迫力満点の祭りとなる。大太鼓の一つは、1989年にギネスブックに認定されているほどだ。